算数数学専門学校 未来スクールのホームページにアクセスして頂き有難うございます。
当スクールは、算数数学専門学校です。
塾ではなく専門学校となっているのには、理由があります。
一般的な塾は、学校の補習や予習、そして定期テスト対策、受験対策をしているところが殆どです。
今までは先に学校という存在があり、学校と表裏一体ように存在するのが塾の存在でした。
最近では、学校が表でなく、塾が表となりつつあります。
そういった塾の授業内容は、主に内申点を上げる目的のため、学校の進度より早く進む傾向があります。
なかには、個別授業と称して、子供達一人一人に合わせた進度を作っているところもあります。
そうすることによって、何が起こっているのか?
受験で合格するための枠の中での勉強となり、学問の中でも枠内を設けた閉鎖的な学問を学んでいるということになります。
学問そのものを本当に学んでいない状況が起きているのです。
では、学校はどうでしょうか?
小学校、中学校、高校と進学するにつれて、学校は入試対策のための授業をするようになります。
最近では、大学入試センター試験の変革に伴い、更に効率的な授業が出来ないかとカリキュラムを作成しているようです。
そうした状況の中で、算数・数学を学ぶにあたって、当スクールではどう考えるのか。
そもそも、数学という学問は人が作り出した文化です。幾何学では、学者ユークリッドが約2300年~約2400年前に定義を作りました。
その定義の中で日々進化をし、何かを作り出し、幾何学だけでなく、解析学、代数学、統計学などが各分野でも進化し続けているのです。
これから先も。
そう考えると『数学は文化なんだ』と私は考えています。
その文化を、学校の進度範囲内の制限のある状況で教えることは出来ないというのは、自然だと思います。
そこで、当スクールは、塾でもなく、学校でもない、算数・数学を教えるための専門学校として2012年から開校しました。
今までにない算数・数学の世界を知ることができます。
ご興味を持たれた方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。
これから先をどう考えていくのか、当スクールの空間、授業作り。
決められた学校の授業進度を気にせず、
◇ 算数・数学を学ぶための空間。
定期テスト・模試では、決められたテキスト、範囲内で勉強をしながら、点数評価ばかりを気にすることなく、
◇ 教室に来ている時は気にせずに、授業のことを大切に考え、伸び伸びと考え続け、一層考えながら、粘り強く考える 学びの空間。
受験のシステムを気にしながら、点数を取るためのテクニックと称する勉強などばかりをした、その場しのぎの勉強ではなく、
◇ 自分の意思を持ち、体験を活かし、自分なりの考えを持ちながら授業に参加し、数学を学ぶために時間を使える空間。
◇ 小学部クラス
当スクールの授業では、小学部クラスの生徒でも、中学校で習うことを紹介しながら授業を進めていきます。
文字と式、図形、円周率πについて。また面積図を使って解く問題を方程式で解いてみたりしていきます。
コンパスと定規を使いながら、接する円を書いてみたり、正六角形を繋げて書いてみて、ただ書いて終わりにするのではなく、
その中で、発見出来ること、また正六角形を繋げて出来た図形の中に、正三角形がいくつあり、何種類あるといったようにしながら、
子供達と発見をしていきながら授業をします。
◇ 中等部クラス
中等部クラスでは、単元ごとに深く考えていきます。そうなると高校で習うことを紹介する場面が出てきます。
数学を学ぶうえで、単元ごとに区切られた点を深く考えていくと、他の単元と繋がっていく感覚が感じることができます。
単元ごとに、頭の中で思考するのではなく、数学を学ぶうえで大切なこと、点と点が繋がっていき広がっていく瞬間を少しは味わうことが出来ると思います。
方程式とは、ただの計算。
いやそれだけでなく、その先には関数と繋がっていたりもするんだよといった具合に。
では、関数とは何かと繋げて広がりのある授業をします。
◇ 高等部クラス
高等部クラスでは、効率的な勉強ではなく、中等部クラスより、もっと掘り下げて考えていきます。
ただ掘り下げていくのではなく、なぜ、そのような考え方になったのか、出来る限り証明を取り入れた授業を展開していきます。
例えば、相加・相乗平均の公式を覚えるのではなく、公式を証明し、その他にも活かすことができないだろうかと考えながら授業を進めていきます。
受講していると、自然と掘り下げていく授業となっています。掘り下げながら公式を身につけていくといった様な感じです。
微分積分の授業では、大学で習うライプニッツの定理、マクローリン展開などを紹介しながら、思考を深めていきます。
その時に、大切になってくるのが、各単元ごとに頭の中に入れて、公式や解法を丸暗記しないこと。
丸暗記をすれば、忘れ、本当に身につけて考えることが出来なくなるからです。
当スクールは、ホームページが出来てまだ4年目です。
それまでは、blogにて最新の情報を発信してきました。
今でも、未来スクールの詳細はblogにて更新中です。
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