考える力を育てる少人数クラス制授業

◇ 授業スタイルについて

当スクールの授業スタイルについて、過去にブログに書いていましたのでご紹介します。

受験・定期テストで結果を出すことは、当たり前のことです。
ただ、受験・定期テストが近いから、短期で成績を上げてほしいとなると別です。
特に算数・数学は、テクニックと称して理由も理解させず、テクニックの訓練(反復練習)をする学習塾が多いようです。

子供達は、理解をしないでテクニックを使用し、短期間で試験の結果が出た、「次回の試験も、またテクニックを教えてもらえばいいんだ」とテクニック丸暗記、または、試験の度にテクニックを覚え、忘れていく勉強となり、考えることをしなくなる勉強傾向に。

これが「その場しのぎの勉強」

その結果、理解していないと解けない問題(大学入試などで学校によって)については、あきらめる子供達が多くなっていると感じています。特に、学習塾での算数・数学でテクニックに走っている授業スタイルは私の子供時代から変化していないのです。

当スクールでは、「その場しのぎの勉強」を絶対しません。

例えば、小学生に三角形の内角の和がなぜ180度になるのかを教えるとき、中学生にヘロンの公式を教えるとき、高校生に三角関数の合成を教えるとき、全て生徒達と証明をし、演習に入ります。

私の授業での演習は、教えたことをそのまま使って解くような反復練習ではなく、証明した過程・考え方を使う演習のため、頭の中を整理し、柔軟にしながら考えなければいけません。

中等部3年生の中には、1週間かけて1枚のプリントに挑戦していた生徒もいました(東京大学の過去問題です。悔しそうに解説を聞いていましたが)

そして、生徒を指名して解答を発表する際にも、必ず解答だけでなく、考え方・式の過程も言ってもらいます。
なぜなら、同じ式でも、生徒ひとりひとり考え方が違っていて、更にいろいろな考え方(アイデア)が出てくることを大事に考えています。
なぜならそのとき「考える力」がついた瞬間なのですから。

この瞬間が、子供達にとって今後自信へと繋がっていきます。

間違えても「どこでつまずいたか」のかが分かります。
真剣に考えていればなおさら、悔しい気持ちになり「次の問題では必ず解いてやるぞ」と次につながります。

当スクールが全学年少人数クラス(9名~10名)にこだわるのは、1対1の個別だと、同学年の子供達のいろいろな考え方を聞くことができず、考え方がワンパターン化してしまうことを良しとしていないからです。
また、20~30名のクラス授業だと、人数が多過ぎて考え方を公平に発表出来る環境ではなく、学校に行っているのと変わりません。

当スクールの授業スタイルは「その場しのぎの勉強」をしない、考えることを大事にしている少人数クラス授業となります。
算数・数学の授業では、全国でも質の高い授業を目指しています。また考え続ける環境を大事にしていますので、当たり前ですが躾は家庭でして頂きます。

 

◇ 未来スクールは個人塾です

当スクールは、開校して以来、個人塾です。講師は私一人です。小学生から高校生(大学受験生)まで一貫して教えていますので、授業の質が安定しています。
また、多店舗展開をすることは決してありません。なぜなら、「教育をお金で買う」という考えがないからです。 詳細は下記のblogより読まれて下さい。

blog:  塾の存在意義

 

◇ 年越しイベント

当スクールでは、毎年、年越しイベントをします。

2017年の年越しイベントでのこと
blog: 未来へ向けての航海図